日本語能力の促進を目指す英日翻訳教材の開発-日本の翻訳者養成機関における実践教育の実態調査から

Research output: Contribution to conferenceAbstractpeer-review

Abstract / Description of output

本発表は、日本語教育と翻訳研究の接点を探り、翻訳研究分野の知見を言語教育に応用する可能性を検討する。本発表では、英語圏の大学で日本語を学ぶ上級学習者を対象とする教材を提示し「英日翻訳」における言語タスクを通して日本語能力の促進を目指す実践の一例を考察する。

日本語における翻訳研究はまだ確立期にあり、外国語による翻訳教育分野の先行研究もあまりない。これらの研究分野ではケース・スタディーを中心とする先行研究が多く、言語を超えた普遍的な知見を示せないという問題がある。そこで、外国語(日本語)による英日翻訳の実践指導へ向けて日本の翻訳者養成機関における実践教育の実態調査を行った。例えば、日本で出版された英日翻訳教材の多くが起点言語(英語)中心のアプローチを取っている。分析から、それは英語圏の日本語学習者のニーズと合致せず、目標言語(日本語)で的確に翻訳するために必要な語学力の養成に焦点をあてた既存の教材がないことが明らかになった。本発表では、「翻訳の実践トレーニングが日本語能力の促進に結びつく」という学習目標を掲げて開発した教材を提示し、その有効性を語彙・意味・調査スキルの観点から検討する。
Original languageEnglish
Publication statusPublished - 13 Jul 2009
EventJSAA-ICJLE 2009 International Conferenc - University of New South Wales , SYDNEY, Australia
Duration: 13 Jul 200916 Jul 2009
http://www.conferenceonline.com.au/details_conference.cfm?id=12814

Conference

ConferenceJSAA-ICJLE 2009 International Conferenc
Country/TerritoryAustralia
CitySYDNEY
Period13/07/0916/07/09
Internet address

Keywords / Materials (for Non-textual outputs)

  • Japanese as a foreign language
  • Translation in Japanese language teaching and learning

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